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2026.07.10 【ブログ】

1on1ミーティングがうまくいかない理由と改善ポイント

~部下との信頼関係を深め、成長を促すために~

企業研修や管理職研修の現場で、「1on1を導入したけれど効果を感じない」という相談をよく受けます。

実際、多くの企業が1on1を取り入れていますが、

・業務報告で終わる
・部下が本音を話さない
・毎回何を話せばよいか分からない
・形だけになっている

という課題を抱えています。


本来、1on1は「部下の成長を支援するための対話の時間」です。ところが、目的や進め方を間違えると、ただの面談になってしまいます。 

今回は、1on1がうまくいかない理由と改善ポイントについて解説します。

 

1on1ミーティングとは?

1on1ミーティングとは、上司と部下が定期的に1対1で行う対話の場です。

評価面談や業務報告会とは異なり、主役は部下です。

目的は、

・部下の成長支援
・課題の早期発見
・信頼関係の構築
・モチベーション向上

にあります。

 

1on1がうまくいかない5つの理由

理由① 業務報告会になっている

最も多い失敗です。

上司 「案件どうなってる?」 「進捗は?」

部下 「〇〇まで終わっています」

これでは通常の会議と変わりません。

業務報告だけで30分が終わると、
部下は「この時間必要?」と感じるようになります。
 

改善ポイント

進捗確認は別の場で行いましょう。

1on1では

・悩み
・不安
・成長課題
・キャリア

を中心に話すことが重要です。
 

理由② 上司が話しすぎている

良かれと思って、

・アドバイス
・指導
・成功体験

を話し続ける上司は少なくありません。
 

しかし部下は、「聞いてもらえなかった」と感じています。

1on1の主役は上司ではなく部下です。
 

改善ポイント

話す割合の目安は

「部下:70% 、 上司:30%」

です。

上司は「話す人」ではなく「聴く人」を意識しましょう。

 

 

理由③ 評価面談と混同している

1on1の場で、

「このままだと評価に影響するよ」

と言われたらどうでしょうか。

多くの部下は本音を隠します。

評価が絡むと「正解」を答えようとするからです。

改善ポイント

1on1では評価を切り離しましょう。

評価面談は別日程で実施し、

1on1は安心して話せる場にすることが重要です。

 

理由④ 目的が曖昧

「とりあえずやってみよう」

で始める企業は意外と多いものです。

しかし目的が曖昧だと

・雑談だけで終わる
・毎回話題に困る
・管理職ごとに品質がバラバラ

になります。 

改善ポイント

事前に

・成長支援
・状況把握
・モチベーション維持
・離職防止

など、目的を明確にしましょう。

 

理由⑤ 次の行動が決まらない

話して終わりでは変化は生まれません。

例えば、

部下 「プレゼンに自信がありません」

上司 「頑張ろう」

だけでは改善につながりません。

改善ポイント

面談終了時に

・次回までに何をやるか
・上司は何を支援するか

を決めましょう。


小さな行動でも構いません。

「次回までにプレゼンを1回練習する」

だけでも大きな前進です。

 

成功する1on1の進め方

YPYエデュケーションが研修でお伝えしている内容とも共通しますが、良い1on1には次の流れがあります。

STEP1 近況確認

  • 最近どう?
  • 体調は?
  • 忙しさはどう?

まず話しやすい雰囲気を作ります。


STEP2 現在の課題を聞く

  • 困っていることは?
  • 気になっていることは?
  • ストレスを感じていることは?

上司は解決しようとする前に、まず聴きます。


STEP3 成長の話をする

  • できるようになったことは?
  • 次に挑戦したいことは?

成長実感はモチベーションにつながります。


STEP4 キャリアの話をする

  • 将来どんな仕事をしたい?
  • どんな働き方をしたい?

短期視点だけでなく未来の話も重要です。


STEP5 次回までの行動を決める

  • 本人の行動
  • 上司の支援

を具体化して終了します。

 

類人猿分類を活用した1on1のすすめ

YPYエデュケーションが提供する「類人猿分類」では、人によって価値観やコミュニケーションの取り方が大きく異なることを学びます。

例えば、

チンパンジータイプ

結果や成果を重視

ゴリラタイプ

安心感・信頼関係を重視

オランウータンタイプ

論理性や納得感を重視

ボノボタイプ

共感や人間関係を重視

同じ1on1でも、相手に合わせて関わり方を変えることで、対話の質は大きく向上します。

「なぜ話が噛み合わないのか」

の原因が見えるようになるのです。

 

まとめ

1on1がうまくいかない理由は、制度ではなく「やり方」にあることがほとんどです。

✅ 業務報告会にしない
✅ 上司が話しすぎない
✅ 評価と切り離す
✅ 目的を明確にする
✅ 次の行動を決める

この5つを意識するだけでも、1on1の質は大きく変わります。

部下との信頼関係を深め、一人ひとりの成長を支援するために、ぜひ今日から実践してみてください。

 

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